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ヒットイベント関数

ヒットイベント関数はヒットエリア関数で作成した当たり判定領域を利用して、マウスや他のキャラクターが持つ当たり判定領域等と当たり判定処理を行い、当たり判定が有効であった場合(当たり判定領域同士が接触した場合)に移行するオーダー関数等を設定します。また、当たり判定が有効であった場合に鳴らす効果音や、マウスカーソルが当たり判定領域上に入った時に変更するマウスカーソル画像等も設定できます。

ヒットイベント関数の例

sample.func

<FUNC_HIT_EVENT_REG>
    <SET_CONFIG>
        FuncName      = HE_HitHead
        HitType       = HIT_CHARA
        TargetID      = Sample_01
        TargetHitArea = HA_Body
        MyHitArea     = HA_Head
        FuncListHit   = OR_HitHead
    </SET_CONFIG>
</FUNC_HIT_EVENT_REG>

ヒットイベント関数 項目説明

項目名説明
<FUNC_HIT_EVENT_REG>
</FUNC_HIT_EVENT_REG>
ヒットイベント関数の開始終了を指定します。
<SET_CONFIG>
</SET_CONFIG>
この項目名で囲まれた部分でヒットイベント関数の基本情報等を設定します。
FuncNameヒットイベント関数の名前を設定します。
HitType当たり判定のタイプを設定します。
HIT_CHARA / HIT_CURSOR / CLICK_L_BUTTON / STROKE_CURSOR
各タイプの説明はこちら↓
SoundName当たり判定があった時に鳴る効果音を設定します。省略可。
CursorNameマウスカーソルが当たり判定領域に入ると、この項目で設定したマウスカーソルに変更されます。CLICK_L_BUTTONとSTROKE_CURSORでのみ有効。省略可。
TargetID当たり判定をするターゲット(他キャラクター等)のGroupIDやCharaIDを設定します。「ALL」と記入すると、全てのキャラクターと当たり判定処理をします。「,」で区切ることで複数設定可。HitTypeが「HIT_CHARA」以外ならこの項目は無視されます。
TargetHitArea当たり判定をするターゲット(他キャラクター等)の当たり判定領域(ヒットエリア関数)を設定します。ここで設定されたヒットエリア関数と同じ名前のヒットエリア関数をターゲットが作成していても、ターゲットが現在実行しているオーダー関数のListHitAreaに設定されていなければ無視されます。設定順に判定されていき、イベントが発生すればそこで比較は終了します。「,」で区切ることで複数設定可。HitTypeが「HIT_CHARA」以外ならこの項目は無視されます。
MyHitAreaヒットエリア関数を設定することで自身の当たり判定領域を設定します。ここで設定されたヒットエリア関数は、ターゲット(マウスカーソルや他キャラクター等)の当たり判定領域(TargetHitAreaで設定された有効なヒットエリア関数やマウスカーソルの座標等)と当たり判定をして、当たり判定が有効であればイベントを起こします。 設定順に判定されていき、イベントが発生すればそこで判定は終了します。「,」で区切ることで複数設定可。
FuncListHit当たり判定が有効であった場合にイベントが発生し、ここで設定されたオーダー関数に移行します。

HitType 項目説明

項目名説明
HIT_CHARA他キャラクターと当たり判定を行い、当たり判定が有効であった場合にイベントが発生します。
HIT_CURSORマウスカーソルと当たり判定を行い、当たり判定が有効であった場合にイベントが発生します。
CLICK_L_BUTTONキャラクター画像上の当たり判定領域内でマウスの左ボタンを押すとイベントが発生します。画像外では使用不可。
STROKE_CURSORキャラクター画像上の当たり判定領域内でマウスカーソルを複数回動かすとイベントが発生します。画像外では使用不可。